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「天国と地獄と長い箸」から考える幸福とは

こちらのメールは2015年8月にマンスリーサポーターの方向けに
お送りさせていただいたものの一部を編集したものです。
「天国と地獄と長い箸」という話があります。

神様が天国と地獄に食べ物と長い箸を渡します

すると地獄の人たちは長い箸を使って
自分の口に運ぼうとしますが、
箸が長すぎて、結局口にいれられない。
目の前においしい料理があるのに、まさに地獄です。

天国の人たちは長い箸を使って自分ではなく他人の口に
食べ物を運ぶ。すると誰かが自分の口に食べ物を
運んでくれる。結果的にみんなお腹がふくれるのです。

この話の中で最も重要なことは
「天国も地獄も与えれた箸も食べ物も同じだった」ということです。
環境は同じで、違うのは
「そこにいる人間の考え方/在り方」にすぎません。

つまりこれを見て下さっている方は
他者の口に食べ物を運べる方なのでしょう。
(私の仮説というか感じていることに
過ぎませんが、寄付を自然にできる方
(つまり皆さん)はそうでない人よりも(一般的な意味での)
幸福度が高いのではないか、と思います。)

それは死後に天国に行くのではなく
この世に天国を作る人だという事です。

OVAでは「他者の痛みに無関心ではない
かかわりあいの社会へ」と掲げていますが、

他者とは実は自分のことでもあります。

「あなた」からみれば「わたし(他者)」であり
つまるところ、他者の痛みに関心を寄せて
手を差し伸べるようという考えは
私が苦しんでいる時に誰かが助けてくれる
ということと同義なのです。

私達は活動を通じて
世界にそういう態度を示し続けていきたいと
思っています。

OVA代表 伊藤次郎


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