ご支援のお願い


NPO法人OVAは、「助けて」が受け止められる社会をつくることをビジョンに、若年層の自殺対策事業(デジタルアウトリーチ、相談支援)を自治体と協働して実施しております。
具体的には、「死にたい」など誰にも話せない生活上の悩みや困難について検索した方に対して、検索連動型広告を用いて支援窓口の情報やメール・SNS相談への誘導をすることで、より早く支援情報を提供するという事業を展開しています。
日本では、自殺総合対策大綱に「ICTも活用した若者へのアウトリーチ策の強化」が重点施策に含まれており、現在は約40の自治体・非営利活動法人がOVAと自殺対策事業を展開しています。
2024年7月には、児童生徒の自殺対策を目的としたサービス「SOSフィルター」をリリース。さらに現在は、生成AI技術の発展に伴う新たなセーフティネットの構築に向けた事業展開も進めています*)。こうした取り組みを加速させていくには、皆さまのご支援が必要です。ご協力・応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
*)参考:事務局ブログ「AI活用で個人の悩みを社会化できるか」「AGI時代の「生きる」をどう支え合うか」
2024年の主な取り組み
・児童生徒の自殺対策を目的としたブラウザ拡張機能「SOSフィルター」のリリース
SOSフィルターとは、「GIGAスクール構想」に基づき、児童生徒に1人1台への配布が整備されている学習用端末で深刻な悩みに関するワードが検索された際、相談窓口やセルフケアに関する情報をプッシュ型で届けられるブラウザ拡張機能です。2025年4月現在、8つの教育委員会・1つの私立学校に導入いただき、約14万台の1人1台端末にインストールされております。
※SOSフィルターに関するメディア掲載情報はこちらから:https://sos-filter.ova-japan.org/news/
・ソーシャルアクション「自殺の危険性のある子どもへの対応に関する事例集」等の公開
どのような職種や子どもとの関係性にある大人が、どのような子どもの自殺の危険と遭遇しやすいのか、それぞれがいつ、どのような場面で、どのような対応をしているのかなどを把握することを目的に、子どもと関わり得る職場で働いた経験のある成人に対して調査を行いました。調査結果から、子どもの自殺の危険に遭遇している割合が高かった職業や子どもとの関係性において、共通する遭遇場面や実施された対応、体験した感情的揺らぎなどを架空事例としてまとめた資料となります。
※その他の、調査・研究に関する資料はこちらから:https://ova-japan.org/?page_id=9073
・こどもの困りごとをAIで分析し可視化——「声なき声」を社会へ届ける新たな試み
インターネット相談事業における10代以下の相談内容を、AIを活用したブロードリスニングツール「Talk to the City」を用いて、整理・分析・可視化を試みました。AIを活用することによって、希死念慮のある子どもたちからの相談(悩みごと)を体系的に整理し、「声なき声」を可視化し、社会へ届けることを目指したものです。
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口座名義カナ:トクヒ)オーヴァ
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