私たちOVAは若者が相談しやすい仕組みを作るために、
メールやチャットを活用して相談活動(インターネット・ゲートキーパー)を行ってきました。
活動を通して、現場で若者支援にあたっている方たちから、
「若者の死にたいという声にどう対応すればいいのか」
「本当に自殺の危険があるのかどう判断するのか」といった声を多く聞いてきました。
本研修ではそのような疑問を解消し、
特に若者の相談者の自殺の危険性を評価し、かかわり方の
指針を得られることを目的としています。
自殺予防・若者相談に関する実証的・統計的なデータと、
私たちの臨床経験に基づいた研修を提供いたします。
本ページ下部からお申込みいただけます。
【研修内容のチラシはこちら】
開催概要
日時:2017年10月10日(火) 13時~17時(開場:12時45分)
場所:日本財団大会議室 港区赤坂1-2-2
参加費:3000円(現金での受付になります)
対象:対人支援・若者支援を行っている方
NPO・社会福祉法人等で対人援助をされている方、
ソーシャルワーカー・カウンセラーの方、医療関係者の方等
定員:40名まで
講師:NPO法人OVA代表理事/精神保健福祉士 伊藤次郎(プロフィール)
NPO法人OVAシニアコンサルタント/臨床心理士・精神保健福祉士 清水幸恵
助成:日本財団
プログラム内容
全4時間の講座です。
第1部「若者の自殺の現状を知る」
臨床に活かすための自殺の統計と現状
・自殺に関する統計的データ
・年間自殺者数/自殺率/致死率と性別/未遂率の性差
・年齢・職業・曜日・配偶者・遺書の有無/国際比較等
第2部「どのように自殺のリスクを測るのか」
自殺の危険因子と理解とリスクアセスメントの方法
・自殺の危険因子と偽陰性
・自殺に追い詰められる心理
第3部「事例を通したケースの理解」
「死にたい」と訴える若者の理解とアセスメント
第4部「自殺の危機にある人にどう関わるか」
危機介入方法のポイント
・支援者の逆転移
・チームによる支援/バーンアウトの予防
お問い合わせ先
info@ova-japan.org
事務局 土田