プレスリリース「インターネット・ゲートキーパー活動における相談者の自殺念慮や抑うつ・不安感が、相談開始の約１か月後に減少していることが明らかになりました」

NPO法人OVAはICTを活用した相談事業（インターネット・ゲートキーパー事業）を行っております。

インターネット・ゲートキーパー（検索連動型広告を活用した自殺予防のためのゲートキーパー活動）の支援を受けた相談者の自殺念慮や抑うつ・不安感の強さの変化について検討しました。メール相談開始時点と相談開始後約１か月後の時点でアンケートを行い、自殺念慮や抑うつ・不安感の強さを計測したところ、相談開始後約１か月の時点で統計的に有意に自殺念慮と抑うつ・不安感が減少していました。今後も、より良い研究デザインを用いて、インターネット・ゲートキーパー活動の効果を検証するとともに、効果的／効率的な相談活動のあり方を模索していきます。