制度の狭間の「見えないニーズ」に支援を届ける
アウトリーチ拡大コンサルティング
「支援を必要としている人に自分たちの事業が届いていない」
「今より多くの人に支援を届けたい」
「課題を抱えていても相談に来てくれない」
OVAは支援機関の情報発信とアウトリーチをサポートし、このような課題を解決しています。
なぜ情報発信が必要か



周囲に迷惑をかけたくない、「支援者」を信頼できない、相談してもどうせ意味がない。
このような心理的なハードルを抱えていたり、そもそも情報が届いていないなど
さまざまな要因によって、福祉やサポートにつながらない「見えない支援ニーズ」が存在します。
「見えない支援ニーズ」をキャッチして支援を提供するためには、支援者側から積極的に情報を届ける必要があります。
私たちは自殺対策分野で培った情報発信のノウハウを広め、
「困難を抱えたときに孤立しない社会」を目指します。
OVAのアプローチ
私たちは2013年の活動開始以来「困っている人が必要な支援につながっていない」現状
を優先的に解決すべきだと考えています。
多分野・多領域で「困っている人が支援にアクセスできる」仕組みを、多機関連携で広めます。

3つのポイント
テクノロジーの活用
ネット相談、LPO、ウェブ広告、SNSなどの多様な手法を用いて、効果的に支援を届けます。
マーケティング思考の活用
情報発信を定量的に測定し、支援現場の変化と照らし合わせることで、継続的な評価改善を行います。
学術的知見の活用
国内外のエビデンスに基づいて当事者の心理や行動を理論的に分析し、再現性のある施策を実施します。
支援機関の取り組みをサポートします
私たちは相談支援で培ったノウハウの発信や、他機関の情報発信のサポートを通して
「支援が届かない問題」の解決を進めています。
貴機関の抱える「支援が届かない問題」解決を、様々な角度からお手伝いします。
アウトリーチ・情報発信の施策実行をサポートします。
機関として支援したい対象者の整理・深掘りから一緒に実施いたします。
最適な情報発信ツールの検討、ツール導入のお手伝いや体制整備を一貫してお手伝いしています。
OVAは2013年より、自殺の危機にある方へのネット相談を行ってきました。
メール・チャット・コミュニケーションアプリを使ったネット相談の実践をもとに、研修の開催や支援機関が導入する際のサポートを行っています。
「ネット相談を開始したい」「ネット相談のメリットデメリットについて知りたい」「体系的なノウハウを探している」といったご事情に合わせて、研修や導入支援を実施しています。
※研修資料のイメージ
「支援が届きにくい人に届ける取り組み」を積極的に行っている機関へのインタビューを記事にして発信しています。
40団体以上を対象にした調査結果を冊子にまとめて公開して、「支援が届きにくい問題」の構造的な分析を進めています。
調査結果をもとに作成した冊子
アウトリーチの実践に今日から使えるメソッド集
協働実績
自殺対策以外の20の領域(DV、性暴力、依存症、子育てなど)でアウトリーチの代理運用の委託をお受けして、OVAのアウトリーチモデルの領域拡大も行っております。
![オレンジリボンマーク [更新済み] orange-ribbon](https://ova-japan.org/wp-content/uploads/elementor/thumbs/-更新済み-o6jen535glolsu8shz9wxicqz3liytcawai0pq1la8.jpg)
認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク
(オレンジリボン運動)
子育ての悩みを抱える方への情報提供
Google広告と相談用サイトの改訂によって、ネットを活用したアプローチを検証しました。
子育ての悩みに関して検索する方に広告を表示し、サイト上から地域の支援機関検索を促しました。
81日間で6,000回以上のアクセスが発生し、約13%が何かしらの相談行動を起こしました。
ICTを用いた「孤」育て予防の可能性(取り組み報告)
http://www.orangeribbon.jp/info/npo/2019/04/ict.php

兵庫県障害福祉課
自殺対策を目的とした相談窓口案内
Google広告の導入と運用を行いました。
自殺や各種生活課題に関して検索した方に広告を表示し、県の相談窓口一覧ページに移動する動線を設けました。
兵庫県自殺対策計画「主な取り組み」に掲載されています