自殺対策に関わる方へ

OVAは2013年より、ICTを活用したハイリスク者への相談支援を実施している法人です。
相談事業で培ってきたノウハウを活かし、多セクター・多団体連携による自殺対策の推進に取り組んでいます。

年間約300人への相談支援を実施しながら、支援者への研修提供、ICTを活用した施策の実施、地域の自殺対策への提言を通して、公共セクター主導の自殺対策促進をサポートしています。

事業内容
インターネット・ゲートキーパー
ネット相談支援事業

支援者向け危機介入研修

計画策定・実施コンサルティング

ICTを活用して、孤立している地域のハイリスク者に相談支援を提供します。

自殺に関する言葉をネット上で検索した方のみに広告を表示し、相談用サイトを案内します。
メール相談を中心に継続的に相談を行い、地域の機関と連携しながら相談者の生活課題を解決することで、自殺予防的な効果を目指す取り組みです。

2013年に世界で初めて自主的に実施して以来、現在は自治体での実施も進んでおり、1自治体あたり年間100名以上からのご相談を受け付けています。

支援の現場で培ったノウハウを研修として提供し、支援者の危機介入スキル向上を目指しています。
「死にたい」などの相談に対応する方法に重点を置いた専門職向けの内容を、全国で年間40回以上の依頼開催、東京で年間3回の自主開催で実施しています。

自治体の委員会に参加し、地域の実情に合った計画の策定、事業の実施をお手伝いしています。
計画策定のサポートや委員会など各種会議への参加、多部署横断の研修等を通して、地域の実情に合った施策の実行をサポートします。

ICTを活用したアウトリーチを目的とした、検索連動広告の企画から運用までを実施しています。
地域の社会資源の整理と効果的な広告の作成・運用を通して、生活課題を抱える方をネット上から地域の窓口につなげる事業です。
生活課題について検索する方のみを対象に、相談窓口の案内を月間100~1,500回ネット上で掲載できます。

和光大学の末木新准教授とパートナーシップを締結してインターネット・ゲートキーパー事業の分析を行い、より効果的な危機介入の形を研究・発信しています。

  • 研究・論文実績
    • Sueki, H., & Ito, J. (2018)
      Appropriate Targets for Search Advertising as Part of Online Gatekeeping for Suicide Prevention
      Crisis (2018), 39, pp. 197-204.
    • 伊藤次郎(2016)
      インターネット・ゲートキーパーの現場から
      こころの科学, 186.
    • Sueki, H., & Ito, J. (2015)
      Suicide prevention through online gatekeeping using search advertising techniques: A feasibility study.
      Crisis 36(4), 267-273.
    • 末木新・伊藤次郎 (2015)
      インターネットを使った自殺予防:ゲートキーパー活動におけるリアルとネットの融合
      最新精神医学, 20(3), 213–219.
代表プロフィール

ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)
学習院大学法学科卒業。

メンタルヘルス対策を企業等に提供する人事コンサルティング会社(EAPプロバイダー)を経て、精神保健福祉士・産業カウンセラー等の資格を取得後、精神科クリニックにて勤務。
主にうつ病で休職しているビジネスパーソンの復職支援を行うなど、働く人のメンタルヘルス対策に従事した。

2013年6月末に日本の若者の自殺が深刻な状況にあることに問題意識が芽生え、マーケティングの手法で自殺ハイリスクの若者のリーチしようと「夜回り2.0(インターネット・ゲートキーパー活動)」の手法を開発・実施し、NPO法人OVAを設立した(2014年)。

インターネット広告を通じて自殺ハイリスク者に介入し、社会資源につなぐ活動は世界的にも前例なく、2013年12月には「WHO世界自殺レポート会議及び関連行事」にて協力関係にある末木新氏(和光大学)によって発表された。

2017年に起きた座間市における事件後には、ロサンゼルスタイムズ、朝日新聞「社説」など国内外のマスメディアに多数コメントが掲載され、規制よりも支援・受け皿の必要性を訴えた。
内閣官房の有識者ヒアリングや関係省庁へ要望書を通じて、ネット上にあふれる若者のSOSの現状とニーズに合わせたインターネット上での相談窓口設置の重要性を国に訴えた。

自殺ハイリスク者への支援に関するスーパービジョン、研修・講演等も積極的に行っている。
※講演例:アジュ大学公共政策大学院(韓国水原市自殺予防センター)、2017世界自殺予防デー記念 韓日フォーラム(ナジュ市/韓国)。香港大学・国際自殺対策フォーラム(2018,一ツ橋ホール)、東京大学大学院、北海道立精神保健福祉センタ―、都庁、栃木県、武蔵野市、江戸川区等の教育機関・行政機関やその他民間企業等多数)

自殺総合対策東京会議 委員(平成29年〜現在)
東京都自殺総合対策会議 重点施策部会 委員(平成29年〜現在)
横浜市自殺対策計画策定検討会議 委員(平成30年)
新宿区自殺対策計画検討部会 委員(平成30年~現在)
西東京市生きる支援推進計画策定検討会(平成30年~現在)
江戸川区自殺未遂者支援会議 スーパーバイザ-(平成27年〜現在)
新宿区自殺総合対策会議若者支援対策専門部会委員(平成26年〜平成29年)等

活動・協働実績(一部)
相談・広告掲載
  • 足立区 2018年度~
    インターネットゲートキーパー事業委託
  • 兵庫県 2017年度~
    検索連動広告掲載業務委託
  • 富山県 2018年度~
    検索連動広告掲載業務委託
  • 横浜市 2018年度
    自殺に関する検索実態調査業務委託
支援者・自治体職員向け研修
  • 横浜市こころの健康相談センター
  • さいたま市こころの健康センター
  • 東京都杉並区
  • 東京都江戸川区
  • 埼玉県上尾市
  • 神奈川県鎌倉市
  • 新潟県長岡市
  • 東京精神保健福祉士協会
  • その他民間支援団体・職能団体等
計画策定・実施コンサルティング
  • 東京自殺対策総合会議 委員
  • 新宿区自殺対策委員会 委員
  • 杉並区 委員会
掲載情報
2018年12月12日 NHK群馬

法テラス群馬の地方協議会に登壇させて頂いた様子を取材頂きました。
当日は司法関係者や自治体関係者の皆様に、地域での自殺対策についてお話しました。

2018年9月12日 東京新聞

東京新聞社説にて、若者向けのネット相談を行う団体としてOVAが取り上げられました。

2018年8月27日 NHKニュース7

夏休み明けの子どもの自殺に関する取材に対して、なぜ子どもがネットで相談するのかについてコメントしました。

お問い合わせの流れ

インターネット・ゲートキーパーについてのご依頼・お問い合わせは以下のフォームよりご連絡ください。
担当者から1~3営業日以内に、折り返しご連絡いたします。

地域でのオンライン相談実施についてご依頼・ご相談頂けます。
現在の自殺対策のお取り組みや、地域の特性などについてお伺いしたうえで、最適な事業をご提案いたします。
ネット相談の実施を検討している、事業のイメージを詳しく知りたい、実施を検討しているなどございましたら、お気軽にご連絡下さい。

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